雨天の3連休、幸運なことに土曜の午前中には鳥見ができた。
オホーツク海に面した紋別にはいくつかの原生花園がある。
花の季節には少し遅かったようだが、ハマナスがそこかしこで咲いていた。
鮮やかなピンクがモノトーンの海岸の風景に際立つ。
おおっと、早速出ましたよ~。会いたかったんだよ君に。
ベニマシコの♂だ。
本道には夏鳥としてやってきて繁殖する。この季節本州では見ることができる
場所は限られている。漢字名の紅猿子の通り、夏羽はより一層紅色が増す。
顔の周囲の白い羽毛が髭のようでちょっとユーモラスだ。
さて、お次は?
おおっいきなり真打が出た! このキレイな囀りの主は! ノゴマの♂だ!
本州では高山で良く見られるのだが、ここ北海道では海岸線、海抜0mでも
見られる。
喉元のオレンジ色はかなり離れた場所からでも目立つ。
声も、姿かたちも実に美しい。短い夏を謳歌する。
原生花園の出口でベニマシコ♂が見送ってくれた。
後編につづく。
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