映画「ウルルの森の物語」が公開されるにあたって 主人公のモデルになった 齋藤獣医師が 色々なメディアで取り上げられている。
先日 日テレ系で放送されたZEROでの特集を見た方も多いと思う。 彼は環境省釧路湿原野生生物保護センターの主任研究員として シマフクロウやオオワシなど傷ついた野生生物の保護・治療を行っている。
彼は2000年頃から ロシアの研究者と協力して「サハリンの石油ブラント・パイプライン」による野生生物の生息環境の悪化についても研究しているそうだ。電波発信装置をオオワシに取り付け その渡りを追跡繁殖地や越冬地について地道に調査研究している。
開発局の無駄な工事は全て廃止して このような研究に億単位で予算を付けるべきだ。渡り鳥である オオワシやオジロワシなどはロシア政府とのネットワークがなければ 大掛かりな調査はできない。つまりこの世界はひとつの空 ひとつの海で繋がっているから 世界全体でこの環境を守ることを考えないと意味がないのだ。
生態系の頂点にいる 猛禽を保護することは 森林や哺乳類そして微生物まで含めたマクロな視点での環境保全である。 シマフクロウが生きられる森を守ることこそが 我々が住むこの星を未来につなぐことになるのだ。
なんつって。
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