羅臼のワシ流氷クルーズでは、オットセイやツチクジラまで
登場したが・・・私はこの種の登場がうれしかった。
ハシブトガラスでも、ハシブトガラでもなく・・・
ハシブトウミガラスである。
もう少し近くで見たかったが・・・ハシブトがつかないただのウミガラスが
天売島で僅かに繁殖している・・・いわゆるオロロン鳥なのだ。
ウミガラスは絶滅危惧ⅠA類なのだが、ハシブトの方はさにあらず。
帰港してから、各漁港を回って希少なカモを探した。
Yさんから貴重なヒメハジロ情報も頂いていたのだが・・・
残念ながら、会いに行く時間がなかった。
でも、彼と一緒にこのケッタイなカモを撮ることができた。
コオリガモの♂。ハシブトウミガラスより観察難易度が上で[6]
というのには少し驚いた・・・ 何しろコオリガモよりウミガラスの方が
こちらでは会うのが難しいからだ。
茶色の瞳に薄ピンクの嘴・・・ブサイクなワンちゃんみたいな風貌。
細長い尾羽がまだ生え揃っていないのが惜しかった・・・
こちらは、以前当地旭川で初確認されたときの個体。
この内陸の地で偶然、初めて確認するという名誉に預かった記念すべき個体だ。
尾羽が長くて綺麗でしょう。
メスは、またオスをネガ反転したようなカラーリングだ。
オスが白い部分が黒く、白い部分が黒。嘴はピンクでなくブルーww
ウミガラスもコオリガモも北極圏で繁殖し、
冬季に北海道へやってくる珍客なのだ。
ワシたちを含め、この貴重な野鳥たちがいつまでもこの北海道へ
やってきてくれる環境をいつまでも残していきたい。
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