海の日なんで、嗜好を変えてクジラやイルカなどの海洋性哺乳類と
希少な海鳥たちの特集を数回に渡ってお送りします。
第一夜は、出し惜しみせず、いきなりマッコウクジラ!!
その前に…羅臼港内に営巣しているオオセグロカモメ!!
大きくなってはいるものの灰色に黒い斑模様が愛らしいですね。
さて、出港してすぐにイシイルカやカマイルカの群れに出会って
楽しませてもらいましたが…その様子は第二夜にお送りするとして…
ロシア国境に近い海域に、マッコウが登場しているとの情報にそちらへ…
おおっと、ロシア側水域で近寄れませんが、でました!!!マッコウのブロウ!!
潮を吹いております!!
それから、しばらくして、ついに潜行開始!!尾ビレを垂直に立てて…
でました、マッコウクジラのお得意のポーズです。んんんん~興奮っ!!
船内に「おおおおおおお~」という、どよめきが起きます。
その後は、船の周辺をウトウ、フルマカモメ、ハシボソミズナギドリ(夏羽)、
アカエリヒレアシシギ、ハイイロウミツバメなど、アリューシャン列島や、
北極圏などでしか見られないような海鳥たちを堪能…
それから数回、かなり遠くにマッコウのブローを見つけますが…
そして、スタッフが陸側にマッコウを発見するもすぐに潜行…
マッコウは一旦潜行すると、深海深くまで潜り40分程は水面に上がって来ません。
ここで、船長の海の男の勘が冴え渡ります…周辺をゆっくり流しながら、陸側の
マッコウに賭けたようです...
そして…数十分後…
目の前にマッコウのブロウ!!うぉおおおおおお!!さすがキャプテン長谷川!!
どのあたりに浮上するかその距離や位置までピタリと!! 船はマッコウを刺激しないよう
ゆっくりと近づいていきます。背景には残雪をたたえた知床連山。
豪快な潮吹きです、恐らく5m位の高さまで上がっています。
しかし、マッコウが神経質になっているのか?すぐに潜行…
ここで、すかさずキャプテンのアナウンス「尾びれが斜めに入っているのでそんなに
深く遠くへは行きません…またすぐに上がってきますよ~」
背景に知床の漁村が見えるくらい近いのですが、ここでも水深は1000mくらいある
そうです。
そして数分後…
出た~!しかも、今度は船の真後ろ6時の位置!
こんどは、背景が北方領土・国後島です!豪快にメドベージェフに向け
ブロウ!!&ブロウ!! この個体はオスで体長はおそらく15m・50トンくらいもあるそうです。
人と比較するとこんな感じ…いかにでかいか…
しばらく、その巨体を見せてくれましたが…お別れの時が来てしまった。
ロシア側に体を向けて…
わざわざ、尾鰭を見やすくしてくれたかのように…
おおおおおおお~っ!本当に感動ものです。
バイバ~イ アデュ~ 美しき海の巨神よ~
また会いましょう... 近いうちにまた…
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