実に優雅で、美しい。飛び姿も実にエレガントなハクチョウ。
そんな彼らにも意外な一面がある。
家族ごとに行動し、他のグループが自分のテリトリーに侵入したり
連れ合いとの間に割り込んでくるのを極端に嫌うオオハクチョウ。
夫婦の絆が強く、一生同じ相手と連れそうのは生物界では彼らだけらしい。
それだけに、威嚇や体当たり、相手への噛み付き攻撃も非常に過激だ。
「てめぇ、うちの女房に色目使いやがって!!」
一度噛み付いたら、相手に引きずられながらも食らい付いて離れない!
これほど、絆が強いのは日本から3000kmも離れたシベリアなどの極北で
わずか1ヶ月ほどの短い夏の間に繁殖、子育てをしなければならないからだという。
詳しくはこちらを
Nature Photo Gallery = S.Ochi`s HomePage
間男を追い払ったオスは、メスの元へ戻り鳴き交わして、お互いの愛情の深さを
確かめ合っている。
彼らの行動を見れば見るほど、人間の「夫婦」「親子」「家族」の在り方を
考えさせられる。
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